
・expgdcの良い所を知りたい
・expgdcの悪い所を知りたい
・使ってみる価値があるかどうか知りたい
expgdcを手に入れてからある程度の時間が経ちました。
日々利用していく中で、expgdcの良い所と悪い所が段々と見えてきました。
今回の記事では、expgdcの良い所と悪い所をまとめていきます。
購入を検討されている方や、すでに手元にexpgdcをお持ちの方に向けて、
役に立つであろう情報になるようにまとめていきます。
一応個人の見解は
「国民よ!ロマンを求めて手に入れるのだ!!」
っになります。
よろしければこのまま続きをご覧ください。
そもそもexpgdcとは?

expgdcとはそもそも何か?
簡単に言うと「ノートPCにグラフィックボードを接続するためのツール」
になります。
現在は「Thunderbolt 3」というBOX型のUSBポートがついた外付けeGPUが主役になっています。
このThunderbolt3が登場するまでは、今回取り上げている「expgdc」が主役として活躍していました。
海外で生まれたexpgdcは、時間の経過と共に日本での認知度も上がり、
たくさんの方が試されて現在も愛用されています。
特に自作PCやガジェット、ジャンク品を触るのが好きな方に愛されています。
海外フォーラムでは今でも話題に上がり、討論されるガジェットの一つになっています。
しかしexpgdcは、最新のノートPCには使えないという所に注意が必要です。
ですので、このexpgdcを利用して楽しむには、
「昔から持っているノートPC」もしくは「中古のノートPCを安価で手に入れて使用してみる」という事になります。
expgdcの良さ

ではexpgdcの良さはどこにあるのか?
良いところは下記になります。
- 古いノートPCをゲーミングPCとして利用できる
- Thunderbolt 3に比べて安い
- 触っていると、ハード的な意味でPCの知識が付く
- ロマン
上記の内容を少し深堀します。
古いノートPCをゲーミングPCとして利用できる
過去に利用していたノートPCを「ゲーミングPCとして利用することが出来る」という点です。
愛用していたノートPCに、ゲームプレイが可能までの性能を用意することが出来ます。
これはすべてのノートPCに対応しているわけではありませんが、
少なくとも、今も現役で活躍できる世代のノートPC(およそ10年前くらい)なら大丈夫でしょう。
先述した海外フォーラムでは、実際に試した方たちの生の声が掲示板として書いてありますので、
英語に拒否反応が無ければ是非参考にしていただきたいですね。
>>海外サイト eGPU.io(英語)
Thunderbolt3に比べて安い
Thunderbolt3は非常に簡単にノートPCに接続が出来かつ、
グラフィックボードの性能をほとんど維持したまま使用することが出来ます。
その一方で最新のノートPCでないと接続端子が対応していない事や、
非常に高価であることがポイントとなります。
対してexpgdcは少し複雑な取りつけ方になりますが、
Thunderbolt3より非常に安価で、グラフィックボードを使用することが出来ます。
ノートPCに取り付け取り外しが出来る点はどちらにも共通しています。
触っていると、ハード的な意味でPCの知識が付く
expgdcは本体の裏蓋を開けて接続することがほとんどの為、
普段触れることのない、ノートPCの中を見ることになります。
どこのネジを外したらどこが外れて、そこにはどんなパーツがあるのか、そういう事が分かってきます。
expgdcを取り付ける作業を行うことで、自然とPCの知識(ハード的に)が身に付きます。
もしかしたら今後自作PCなどを作るときに少し役立つかもしれません。
ロマン
これはもう文字の通り、ロマンです。
グラフィックボードを外付けして利用するという行為自体がロマンです。
もしもデスクトップパソコンを利用しているならば、まず使わないであろうガジェットになります。
しかしそれをわざわざ使うのはなぜでしょうか?
それがロマンです。
わざわざ使うよ!という所に本機の魅力がありますし、
実際にゲーム用に作られていないノートPCでゲームが出来たときは感動を覚えます!
持ち運びの用途で作られたノートPCを、自宅でゲーム機に変えれるのってロマンがないですか?
ボロボロの包丁を研いで復活させたりする動画に人気があったりしますし、
新たに再利用するという所に、魅力を感じる人が多いのではないかと思います。
ジャンクノートPCを復活させて、取り付けるなんて面白い以外の言葉が思いつかないですしね。
こういう所にもしも魅力を感じれるなら、それがロマンだと思います。
以上が、良い所になります。
安く、ロマンを感じながらゲームをプレイすることが出来るのがとても良い所ですね。
expgdcの悪い所

expgdcの悪いところはこんな感じになります。
- 場所を取る(ノートPCの横に裸のグラボがいる)
- 伝達能力が弱い
- 接続に手間が掛かる
上記の内容を少し深堀します。
場所を取る(ノートPCの横に裸のグラボがいる)
ノートPCを自由に持ち運べる分、expgdcは裸のグラフィックボードを挿したままの状態となります。
更に電源も必要になりますので、持ち運びには不便ですね。
この状態を維持したまま、接続+保管スペースが必要になります。
伝達能力が弱い
グラフィックボードの性能が少し落ちます。
デスクトップPCに接続時が100%の能力だとすると、およそ70%になります。
これは本来想定しない伝達の方法で、無理やり使用している弊害という事でしょう。
ちなみにThunderbolt3接続だと伝達能力が95%とのことです。
接続に手間が掛かる
初めての接続だとそれなりに時間を要します。
多少でもPCを分解したことがあれば、簡単に接続できますが、
精密機械を分解することになりますので、それなりの知識と勇気が必要になります。
経験談としては「一度やってしまえば抵抗は無くなりますけどね!」
あとはExpreesCardが使用出来るPC(ThinkPadX230など)だと、
初めての接続でも5分以内に接続出来ます。
以上が、悪い所になります。
保管場所さえ解決出来れば、あとは問題ないと個人的には思っています。
海外の方のYoutube動画なのですが、
この方法だと保管場所の解決が出来ますね!
2023年7月追記:miniITXケースにexpgdcを収めました!!保管に困らなくなりました。
まとめ

以上で、expgdcの良い所、悪い所になります。
実際に使用してみての個人的な感想は、
- ノートPCの分解に抵抗が無くなった
- 新たにPCを買わなくても、ミドルレンジまでのゲームが出来る
- ノートPCの幅が広がった
- PC(周辺ツール)への向上心が増えた
こんな感じですね。
特に「ノートPCの幅が広がった」と「PC(周辺ツール)への向上心が増えた」は、
自分の糧として、とても大きな出来事となりました。
結果的にexpgdcを購入して良かったです。
ゲームを本気でやるには厳しい環境になりますが、
程々にプレイしていくには十分な性能となっています。
もちろんそこはグラフィックボードの性能に左右されますけどね。
今回は以上となります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
この記事がお役に立てたら幸いです。
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