某牛丼チェーン店 雑記

某牛丼チェーンにて働いていた私が、忘れられないエピソードをお伝えします Vol.4【良い経験になりました】

今回の記事はこんな方に見てもらいたい

・牛丼チェーン店で働いている方
・これから飲食業界で働く方
・面白エピソードが好きな方
・人の経験談が好きな方
・時間のある方など・・・

前回の続き、今回で第4回になります。

「某牛丼チェーン店」で2年程度勤めて経験した、貴重なエピソードを記事にしています。
「そんな事があるんだね!」程度の気持ちで、ご覧ください。

○○抜き!?

ある日の昼下がりの出来事です。
店内に一人の女性が入店されました。
慣れた様子でカウンターに掛けられ、商品を注文されました。

牛丼並盛を1つください
はい、かしこまりました
肉抜きで
はい、肉抜きで

肉抜き!?

わずか2年間の経験でしたが、これが始めで最後の肉抜き注文でした。
しかも「玉ねぎ多めにしてね」とつゆだくと同じ感覚で追加注文されました。

ネギ抜きで玉ねぎを抜いてくれという人はいるが、まさかの肉を抜いてくれという人がいるとは・・・
丼ぶりの器にネギだけを乗せて出そうとしましたが、それはそれはとても貧相な姿でした。
肉が乗って美味しそうに見えるのに、ネギだけだとなんだか情けない姿だ・・・

これでいいのだろうか?と首を傾げながら、商品を出してみると
わぁ、美味しそう!ネギを多くしてくれたのね、ありがとう
凄く上機嫌に声を掛けて頂けました。
私はついつい「本当にこれでいいんですか?」と聞いてしまいました。
すると「私、お肉は食べれないけど、牛丼のつゆと玉ねぎが好きなの」とお答えいただけました。

作っている最中は「肉抜きとか意味がわからない。牛丼屋に行かずに他の料理食べればいいのに」と思っていましたが、
ここまで喜ばれるならアリなのかと感じてしまいました。

タダで食べさせろ

とある繁盛しているお店での出来事、お昼のピークを過ぎた時間にそれは起こりました。

1人のお客様が店頭のドアをバーン!と力強く開けて、立ったまま大きな声で一言

タダで牛丼食わせろ!!!っと。

お客様を含めて店内にいるすべての人がドアの方に注目しました。
おいおい冗談はやめてくれ

一番ドアの近くで接客をしていたスタッフが「それは出来ませんよ」と言うと
なんでダメなんだ!」「さっさと用意しろ!」「お前なんなんだよ、作れよ!!」っと
有り得ない言葉を連発して、スタッフに喚き散らしました。
それを聞いたスタッフがお客様の前まで行き「早く帰れ!!」と応戦。
そこから大声での喚きあいがスタートしました。

胸倉を掴みあう程の状態になってしまい、
さすがにうちのスタッフが絡んで、お互いが怪我をする事態にまで発展するのはいけないので、
やめろ!」と身体を入れて仲裁に入ると、まさかのパンチが飛んできました。
思いっきり頭にパンチが当たりましたが、グッとこらえ「警察を呼ぶぞ!」と声をかけました。
するとそのお客様は「こんなマズイ店で食えるか!」っと捨て台詞を吐いて立ち去りました。

タダで飯を食わせろ!→こんなマズイ店で食えるか!の流れに笑いが込み上げました。

もう来るなよ!!

めちゃくちゃ痛かったですが、スタッフに怪我が無くてよかったです

カラスに頭を突かれた件

そのお店は材料が手元に届く時間が、お昼のピーク後に届くお店でした。
私は深夜の勤務中に、昼のピークを越す量の牛丼の肉が足りない事に気づきました。
これはマズイなと思い、近隣の店舗に肉の在庫確認をしました。
ある店舗で十分な肉があることが分かり、分けてもらうべく明け方に受け取りに行くことにしました。

明け方になり、肉を受け取りに歩いてその店舗に向かいました。
無事に受け取りが完了し、自分のお店に帰る途中にそれはおきました。

バサッと物音がしたと同時に「いたっ!!」っと激痛が走りました。
振り返るとカラスが失神して倒れていました。

近くにいたカラスが上からビューっと凄い勢いで降下して、私の頭に思い切りクチバシを刺して来たと予想します。
よく見るとカラスがそこら中にたくさんいる事に気づきました。

これはもしかして「肉を狙っているのか!」と思い、
これ以上の痛みは勘弁してくれっとその場を走って立ち去り、やり過ごしました。

お店に着いたあと、冷静になって考えてみました。
この場合、肉を狙っていたものと考えるかもしれないですが、実際の所

私から出ている肉臭を勘違いして突いてきたのではないか

長時間勤務をすると、肉タレなどが服に着いたりして匂いを発することがあります。
それを何かと勘違いして攻撃してきたのではないかと推測しております。

真実はカラスにしかわかりません。
しかし、痛かった

あんたまだ居るの!?

これは私がこの仕事に限界を感じた出来事です。
今の業界がどうなっているのかは分かりませんが、改善されていることを願います。

店舗の異動をキッカケに人が居ないお店の責任者(直属の店長はいます)になり、お店の基本的な判断は任せられました。
とても責任のあることだと思ってやりがいを感じていましたが、
ある事をキッカケにこの仕事は「無理だ」という気持ちに切り替わりました。

このお店は人が足りていないお店でしたので、
アルバイトやパートがいない時間帯に「穴埋め」要因として勤務をしていました。
それが毎日毎日続いてくると段々と心身共に疲弊してきます。
そんな状態の勤務が続く中、私は8時から22時→0時から10時→12時から22時0時から8時と、極限の勤務をこなしていました。
今も考えるとゾッとするような勤務体系ですが、これが当時は「普通だと思い込む」程に、感覚がマヒした状態を生んでいました。

そこへ、朝仕事へ出勤前と仕事終わりによく寄られる常連のお客様がいました。
その方に1回の勤務で3回会うタイミングがあり言われた一言が

あんたまだお店で働いてるの!?いつになったら寝るんだよ!

その一言を聞いて「あぁ、もしかしてこれはおかしいのか?普通の感覚じゃないのかな?」っと気づくキッカケになりました。
そこから思考が切り替わり、退職しようと心が変わった出来事でした。

今も思いますが、やっぱり普通じゃないですね

あとがき

今回で4回目となる、某牛丼チェーンでのエピソードでした。

当時の事を思い出して、今の環境で生活が出来ている事に、周りと自分自身に感謝しています。

そんなこんなで以上となります。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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